業種ごとのアルバイト詳細情報

登録販売者

登録販売者とは

登録販売者は、第二類・第三類の一般用医薬品の販売ができる医薬品販売の専門資格です。一般用医薬品はリスク別に第一類から第三類に分類されています。

第一類医薬品

  • 特にリスクが高い医薬品
  • 副作用等が生じるおそれがあり、注意を要する医薬品

第二類医薬品

  • リスクが比較的高い医薬品
  • まれに副作用が生じるおそれがある医薬品

第三類医薬品

  • リスクが比較的低い医薬品
  • 身体の変調や不調を生じるおそれがある医薬品

薬剤師は第一類医薬品を含めてすべての医薬品を販売できますが、登録販売者が販売できるのは第二類・第三類の医薬品のみです。一般用医薬品の90%以上が第二類・第三類医薬品であると言われています。昔は、一般用医薬品を販売できるのは薬剤師のみでしたが、ドラッグストアなどでは薬剤師不足によりお客様に十分な情報が行き渡りにくい、という実態がありました。このため、2009年6月施行の薬事法改正により、薬剤師とは別の医薬品販売専門資格である登録販売者が誕生しました。

 

登録販売者試験

登録販売者になるには、都道府県が行う筆記試験に合格し、資格取得者として登録する必要があります。試験の出題範囲は厚生労働省から示されており、各都道府県はこの出題範囲に沿って独自に試験を行います。試験の場所、日程、受験料などはすべて各都道府県によって異なります。合格基準も多少異なりますが、正答率がおよそ7割以上で合格となります。

受験資格

学歴、年齢、実務経験はすべて不問です。

試験内容

試験は以下の5項目において全120問の筆記試験(240分)が行われます。

医薬品に共通する特性と基本的な知識(20問) 40分
人体の働きと医薬品(20問) 40分
主な医薬品とその作用(40問) 80分
薬事関連法規・制度(20問) 40分
医薬品の適正使用・安全対策(20問) 40分

幅広い知識が必要とされる資格であるため、試験勉強が非常に大切です。過去問の演習を何度も繰り返したり、通信講座を利用するなどして知識を身につけましょう。

試験当日に必要な物

  • 受験票
  • HBの鉛筆
  • プラスチック消しゴム
  • 時計(携帯電話を時計として使用することは不可)
  • (任意)昼食

*試験時間が昼食時間を挟んで行われ、会場周辺が混雑することから昼食持参が推奨されています

登録販売者試験について(東京都)

 

実務経験

試験に合格しても実務経験が全くない場合は、薬剤師などの有資格者の管理および指導の下で経験を積む必要があります。この期間は「登録販売者(研修中)」という扱いになります。
正式な「登録販売者(または医薬品登録販売者)」になるには、過去5年間(試験合格前も含む)で通算2年以上の実務経験が必要とされています。この実務期間は月単位で計算され、1か月に80時間以上実務に従事した場合のみ認定されるため、注意が必要です。
通算2年以上の実務経験を積んだ後は、店舗管理者・管理代行者(1人でも店舗での販売が可能な登録販売者)として医薬品の販売ができるようになります。

 

資格取得のメリット

ドラッグストアや薬局では資格手当を設けていたり、時給を高く設定しているところもあるため、今より良い条件で働ける可能性があります。また、一般用医薬品を取り扱う様々な小売業へ就職や転職をする際にも有利です。

ドラッグストアでのアルバイトを長期で続ける予定なら、この資格の取得を検討してみましょう。ドラッグストアには有資格者が必ずいるので資格勉強のアドバイスも受けられます。アルバイトして実務経験を積みながら試験合格を目指し、合格後は引き続き実務経験を積んでいって一人前の登録販売者を目指す、というルートも考えられるのではないでしょうか。